FOMC
日本時間の12月12日午前4:00にFRB政策金利発表があります。
FOMCとは
米連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee )の略で米国の政策金利を決定する会合のことです。
FRBとは米連邦準備理事会( The Federal Reserve Board)の略 です。
2020年 FOMC日程
- 1月28日~29日
- 3月17日~18日
- 4月28日~29日
- 6月9日~10日
- 7月28日~29日
- 9月15日~16日
- 11月4日~5日
- 12月15日~16日
FOMCとは簡単に書くとアメリカの政策金利発表のことで、直近の雇用統計の数値をもとにお偉いさんたちが話し合って金利を決める会議です。
では、政策金利発表のときトレーダーは何をしていればいいのか?なのですが、何もしなくて良いと思います。
なんなら次の日に備えて寝ているのが一番です。
確かに動くときはとても激しく動きまくりますが、個人トレーダーがその中に入ってトレードするところはありません。
ボコボコにされて終わりです。

2019年9月のFOMCのときのドル円の5分足です。
こうして後から見ると金利発表の後、急上昇してヨコヨコになったときにショートエントリーすれば楽勝で勝てるように見えますが、実際は・・・

こんな感じでショートエントリーできるでしょうか?
おそらくこのタイミングでショートを打てるFX初心者はスーパートレーダーの素質がある人か、すぐに破産して相場から退場する人のどちらかです。
確率的には退場する人がほとんだと思います。
例えば、ドルが利下げになれば円高になると予想した人が金利発表前のヨコヨコでショートポジションを仕込んでいたとしたら?
ロスカットになってから円高方向へ向かったことになります。
たしかに一方向にググっと伸びるローソク足を見ていたらエントリーしたくなる気持ちも分からなくはないですが、手を出さないで様子見がベストです。
こういった重要な指標発表はエントリー場面と考えるよりも信頼できる根拠を探す場と考えた方が良いと思います。
政策金利発表で上昇、下降したのに止められたところがどういうところなのか?を探した方が勝ちやすいトレードをすることができます。
もし、何も見つけることができないときは、まだチャンスが来てないのだと諦めることが大切です。
政策金利発表の結果は次の日にチャートでしっかりと読み取ることができるので、しっかりと寝ることをお勧めします。